令和
令和が明けて、5月ももう終わってしまいますね。
一番大事な行事はまだこれからなのですね。
即位礼正殿の儀が10月22日。
上皇陛下のときの即位式を動画で見ましたが、すごいですね。
写真・政府広報
平安装束そのままで、高御座から即位宣言のお言葉をのべるのだそうです。
三人官女のような人が手前にいて、まるでお雛様の世界です。
この儀式に参加した各国の要人の方々は、日本はすごいと大絶賛されたのですよね。
確かに千年以上きたりや伝統が受け継がれているというのは、まさにミラクルです。
これは国事行為であると、先日政府が閣議決定をしています。
国をあげてやらなければいけない、重要な儀式だということです。
まず各国のトップが参列されます。
イギリスやオランダからは王族が、アメリカからは今来日中のトランプ大統領もいらっしゃいます。
ローマ法王もいらっしゃる予定ですし、日本の地にエネルギーが集結することになりますね。
そしてこの時の日本の総理大臣は安倍氏の末裔である安倍総理、そして日本の古来からの家柄の方たちもお役で呼ばれます。
これは内緒になっているようです。
そして大嘗祭、これが一番重要といっても過言ではない儀式です。
大嘗祭
天皇陛下が即位された後に、初めて行う新嘗祭が大嘗祭です。
新嘗祭もそうですが、大嘗祭にお供えされるお米の産地はどうやって決めていると思いますか?
もちろん古くからのしきたり通り、占いで決めています。
亀の甲羅を焼いて、その亀裂で占うんだそうです。
天皇陛下が大嘗祭の際に着る式服。
これは誰がつくるのでしょう。
古来からそれは御殿人(みあらかんど)という役職で呼ばれ、忌部氏という一族が担当していました。
今、忌部氏直系の方は阿波・徳島にいらっしゃいます。
四国の観光スポットのサイトですが、山奥に住まわれているようです。
日本経済新聞 2019/1/16 12:00
「新天皇の即位関連儀式である『大嘗祭』において麻の織物『麁服』は欠かすことができない重要な品。調進とは天皇家から依頼を受けて納めることで、古代からこれができるのは阿波忌部である三木家だけだった。室町時代前半の南北朝の動乱でいったんは途絶えてしまうが、大正天皇の儀式で約580年ぶりに復活した。『大嘗祭』は日本の歴史そのものである。古代からの伝統様式をそのまま次の世代につないでいく努力が求められている」
こうやって同じ一族がずっと引き継いできたわけですね。
今、三木さんが大嘗祭に向けて着々と準備をされているのでしょう。
我々はこうした古代からの伝統や、民話や童話、そして神話も、いまはあまり知らないのじゃないか、ちゃんと受け継がれていっていないのではないですかね。
先日古事記と日本書紀の講座にいってきました。
オオクニヌシのお話や神武東征について、勉強しました。
ほんとに何も知らなかったんだなと思いますね。
学校でもこうした古事記とか日本書紀とかは教えない方向にいってます。
地域のお祭りもどんどん消されて、やらなくなってしまっています。
あと勝手に変えられたりもしています。
私が子供の頃には盛大だった氏神様のお祭りも、いつの間にかやらなくなっていましたね。
私は令和の時代は、こうした消えてしまったお祭りや、伝統文化が、また復興してくると思っています。
そして教育も、がらっと変わってくるのではないでしょうかね。
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