埼玉県所沢市・中氷川神社
奥多摩の奥氷川神社に続き、中氷川神社にいってきました。
場所はこちらです。
狭山湖と多摩湖の近くになります。
武蔵三氷川のひとつです。
竹が涼し気な御手水場。
崇神天皇の時代の創建と伝えられますので、かなり古い神社です。
なぜか戦後、GHQがこの神社に調査にきたらしいんです。
いったいなんの意味があったのでしょうか。
GHQの視察
昭和20年、GHQ連合国軍総司令部は中氷川神社に、お祭りの様子を見せろと要求します。
当時、日本人を弱体化させるために神社は破壊すべきであるという考え方が、GHQにはあったそうです。
この視察が全神社の命運に関わることを察し、当時の中氷川神社の宮司は命がけだったそうです。
視察では宮内省雅楽部の演奏と、神社の氏子の娘4人が浦安舞いを舞ったそうです。
そして町中の人が集まり、固唾をのみながら見守ったといいます。
視察団は機嫌よく帰っていったそうです。
そして3週間後、GHQから神道指令が発令されます。
政教分離はうたわれていましたが、神社の破壊については踏み込まれることはありませんでした。
GHQの視察は靖国神社と中氷川神社のみだったそうなので、中氷川神社は重要な役割を果たしたのですね。
皆の祈りが通じ、神様がお守りくださったのだと思います。

ほんとに良かった~
我々のご先祖が何千年も守り続けてきた神社や仏閣、ずっと紡がれてきた祈りの心を、私たちは忘れてはいけないと思います。
猛暑の平日ですので、境内はひっそりとしていました。
こちらが本殿。
そしてご神木。
摂社です。
とてもやさしい神様がいらっしゃったそうです。
私たちはご朱印をいただきました。
社務所はいつも開いているようでした。
高木神社
その後、多摩湖を挟んで向こう側にある、高木神社にいきました。
境内では盆踊りの準備がされていました。
こちらは実は創建不明、ご祭神も不詳だそうです。
かなり古い神社には違いないです。
主張しまくっていた狛犬さん。
獅子舞で有名だそうです。
獅子舞の像です。
こちらもとてもやさしい神様がいて、帰ろうとしたら、またいらっしゃいと言われたそうです。
コメント