麗華さんの野望の産物

スピ事件簿

新たなる悪事

令和二年の年明けに、佐沢先生率いるアクア協会ではまた新たな悪事の発表がなされました。

世間体を慮ってうまく書いてありますが、要するに気に入らない人間を次々に的にかけていくという発表ですね。

自分たちのために散々動いてくれた人たち、協力してくれた人たちまでをも。

詳しくは書けませんが。

もう正気の沙汰ではない状態です。

なぜここまで過激なことをやっていくのか。

私にはわかります。

麗華さんは佐沢先生に絶対服従し、先生の都合よく働くことで地位を勝ち取ってきました。

佐沢先生も脛に傷を持つ身ですから、自分の悪事を正当化してくれ、下の者に自分に都合の良い指示を出してくれる麗華さんを重宝に扱っていました。

少しでも佐沢先生のやることに異を唱える人がいれば、麗華さんが煽り、粛清や攻撃が始まります。

「こいつは佐沢先生に逆らっていますよ、悪い人間です」

佐沢先生=絶対正義という図式のもとに、理不尽なことが次々と行われていくのです。

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結菜さんに罪を着せた件

結菜さんが辞めていったあと、経理担当の白井さんは、自分の不始末を全部結菜さんに擦り付け、結菜さんが全く仕事ができない無能者だと言い張りました。

実際は結菜さんが大活躍して一人でやった仕事がほとんどで、大変有能な人でした。

それを十分に知っていて、結菜さんがいた頃には彼女の味方をし、白井さんを蛇蝎の如く嫌っていたのが麗華さんです。

ところが佐沢先生は白井さんの言うことを全面的に受け入れ、みんなの前で結菜さんを悪しざまに罵りました。

私は「はっ?何言ってんですか、結菜さんが一人で活躍していましたよねっ」

と反論しました。

さすがにこれはないだろうと思いました。

隣に麗華さんもいましたので、私の意見に賛同してくれると思いました。

ところが麗華さんは、

「そうです、そうです、佐沢先生のおっしゃる通りです」

と佐沢先生の言うことに間違いはありませんと、逆に持ち上げたのです。

「????!!!」

私は開いた口が塞がりませんでしたよ。

佐沢先生をよいしょするためには真実すら捻じ曲げる。

麗華さんを慕っていた結菜さん、仲良くしていたのに・・・。

そんな人としての情も、麗華さんの野望の前には吹き飛んでしまうんですね。

担当者を粛清して自分の妹を無理にねじ込んだ件

その頃英語の翻訳担当の人がいました。

膨大な資料や書類を英語に翻訳していたのです。

その人は佐沢先生のファンで、無償でやってくれていました。

完全なボランティアですね。

麗華さんの妹さんは翻訳や通訳の仕事をしている人でした。

それで麗華さんは妹を引き入れ、仕事をさせたかったのでしょう。

あるとき麗華さんは、その翻訳ボランティアの方のスペルの間違いや、ミスを全て印刷して添削した書類を佐沢先生にだしました。

膨大な書類ですから、もちろん間違いはありますし、多少の解釈やニュアンスの違いなどもあります。

ですがそんなに問題にすることではないのですが、佐沢先生は英語は全くわかりませんでしたので、その赤く添削された書類を見て、これはだめだと思ってしまいました。

そしてまんまと麗華さんの妹さんを翻訳担当にすることに成功しました。

麗華さんの妹さんはもちろんプロなので、それなりの報酬は支払われるという話でした。

こんなふうに人のあらを探し出して、佐沢先生に報告し、自分以外の人間が全部無能であるとして、取り入っていたのが麗華さんです。

そして佐沢先生を批判する発言などを見つけては、

「この人、こんなことを言っています、佐沢先生を批判するなどもってのほかですっ」

みたいなことを年中言っていました。

とにかく煽っているんですよ。

そしてその人たちに対して、民事訴訟までおこしました。

いままで起きた粛清も民事訴訟も、麗華さんが佐沢先生に取り入るための産物だということを、おそらく誰も知らないでしょう。

私はここに書き記しておきます。

表立っては言えません、もちろん。まだね。

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